コラム

特大ヒット【鬼滅の刃】を読もうかどうか迷っている人へ

マンガの面白さ

【鬼滅の刃】といえば、吾峠呼世晴さんにより、週刊少年ジャンプに2016年から2020年まで連載され、連載が終了したあとも、単行本の発行部数が9000万部を超え※2020年7月現在、社会現象を巻き起こしているマンガです。

2019年4月にはアニメ化され、さらには10月16日に、映画 【鬼滅の刃 無限列車編】が公開されます。

そんな中「ヒットしているとは聞いているが、まだなかなか読む気にはなれないなあ・・・」
「色々聞いてみて、面白そうなら読んでみたい」
と思っている方に向けて

【鬼滅の刃】の面白いポイントを、まったく関係者ではない筆者目線ではありますが、簡単にまとめてみました。

こういった【鬼滅の刃】の分析記事なんかは多数ございます。

違いはこの記事の方が、文章が荒いというくらいで
あまり言ってることは変わりないかもしれませんが
せっかくここまで読んでいただいたので、最後までどうか読んでください、お願いします。

もしこの記事を読んで、【鬼滅の刃】を読んでみたいと思っていただけたら、集英社さんと全くつながりはありませんが、成功です。

鬼滅の刃の簡単なストーリー解説

〇ストーリーはめちゃくちゃシンプル

鬼滅の刃のストーリーはめちゃくちゃシンプルです。
【めちゃキモイ鬼を退治する】
これです。

かなりざっくりですが。もっと簡単に説明すると、ゾンビ映画のゾンビが鬼になったマンガというイメージを筆者は持ちました。(もちろんゾンビ映画と違う部分はありますが、その違いがまたミソだったりします)
今、ゾンビ映画と聞いて、色々イメージが浮かんだと思いますが、そのイメージで概ねあってると思います。

しかも【鬼滅の刃】の鬼もゾンビと同様に造詣がキモい場合が多く、ゾンビと同様に
もともとは人間という設定です。

さらにゾンビ同様、なかなか死にません、何度も復活します、死んだと思ったらまだ生きてます。

ただ、単純に鬼を退治するだけではなく、主人公:竈門 炭治郎にはちゃんと目的があり、その目的を果たすために行動します。

〇目的もめちゃくちゃシンプル

その目的も非常にシンプルで

妹が鬼になってしまい、なんとか妹を人間に戻そうと方法を探りながら、鬼退治に向かうというものです。

主人公は何度も窮地に立たされますが、なんとか戦えるのはこの目的があるからです。

しかもその妹がとにかく可愛い。

ここまでは、これだけ社会現象になっているマンガですので、多方面で聞いたことはある方が多いと思います。

ただ、このストーリーや目的のシンプルさは、非常に重要ではないでしょうか、【鬼滅の刃】さらには少年マンガの面白さは、このシンプルさを深掘りするところにあると言えるのではないでしょうか。

鬼滅の刃面白いポイント①

~シンプルなんだけど深い~

【鬼滅の刃】では
シンプルだけど深いところは、多々ありますがこの”鬼”という敵は特に特筆すべき部分です。

例えばですが、先程ゾンビ映画と例えましたが。
皆様が思い浮かべたゾンビ映画とはどんな映画でしょうか?
恐らく、多くの方が、何百、何千とウジャウジャいるゾンビを、アーノルド・シュワルツェネッガーみたいな俳優が、ガトリングガンでガンガンゾンビを撃ちまくる映像が浮かんだのではないでしょうか?

鬼滅の刃の鬼とゾンビとの違いはまさにここにあります。
鬼滅の刃で出てくる”鬼”は基本的にウジャウジャあまり群れません。
鬼滅の刃で出てくる”鬼”には意思があり、頭もよく、1体1体がめちゃ強いです。

簡単に言うと、めちゃ頭いい犯罪者が、ほぼ不死身になった感じ
中には魔法のような術を使う”鬼”までいて、もはやお手上げ状態です。

しかももともと人間なので、なんで鬼になったのか、なんで人間を憎むのかなどなど
敵であっても、丁寧に深堀されて描かれます。

ので後半になればなるほど、一体の鬼を倒すのに、めちゃ時間がかかります。
しまいには、敵に同情したりなんかして
敵をライダーキックで吹き飛ばして終わりなんてことは、ほとんどありません。
“鬼”というシンプルな敵が、より深掘りされています

鬼滅の刃面白いポイント②

~正真正銘のバトルマンガ~

なによりも鬼との戦いがかっこよくて、ワクワクする
バトルマンガなんだから当たり前だろ!なんてお叱りを受けるかもしれませんが
これが難しい、なんでかって言うと、読者は主人公が勝つのは分かっていますから
一体全体、勝敗が分かってんのにどうやってワクワクすんのよって話ですが。

ある意味そこが、作者の腕の見せ所と言った感じでしょうか←※どの立場から言ってんだ
例えば人間と鬼を対決させるとして、みなさんはどういう風に戦わせますか?
人間が刀を持ってて、鬼がこん棒みたいなの持ってて、切りあい殴り合いの戦いを想像するでしょうか?
鬼滅の刃は違います。

鬼が列車と同化して襲ってきたりします。
列車そのものが鬼になります、どうやって倒すのでしょうか?

実際どうやって倒したかは、マンガ本編を、あるいは10月に公開される映画をご覧ください。

鬼滅の刃はれっきとしたバトルマンガと言えるのではないでしょうか。

バトルするだけでなく、ちゃんと修行をして、だんだん技も増えていって
どんどんレベルアップしていきます。

かっこいい必殺技も沢山ありますが、鬼があまりにも強いので
必殺技だけでは倒せず、頭を使って、仲間と助け合いながら戦います。

主人公の炭治郎は、ほぼ仲間や妹がいないと、死んでるだろう場面が多々あります。
修行して→技を覚えてレベルアップ→仲間との連係プレーでボスを倒す。

王道で当たり前のようなこの流れを、丁寧にしっかりと描いているのが
この鬼滅の刃なのではないでしょうか。

鬼滅の刃を読むことをためらっている人の中で、バトルマンガのイメージがあまりない方がいるのですが
鬼滅の刃はとにかく戦ってます、人間模様ももちろん描かれていますが
とにかく戦って、叫んでます。

苦闘の果てに、超絶かっこいい技を使って、強い敵を切り倒す、この爽快感を是非味わってください!

鬼滅の刃面白いポイント③

~半沢直樹との共通点!?、分かりやすい対立構造とヒエラルキー~

人間VS鬼、この対立構造は最初から最後までブレません。
第三の勢力が現れるとかっていう複雑さはありません。

ちなみに人間側で鬼と戦うのは、【鬼殺隊】という警察みたいな
ちゃんと試験に受かって、選ばれた類いまれな人間たちです。

【鬼殺隊】の中にも階級があり,【鬼殺隊】で一番偉いのが当主
会社で言う社長になります。

その次に【柱】と呼ばれる9人からなる上長グループが存在します。
会社で言う取締役会といったところでしょうか。

さらにその下にも階級があり、試験に合格し【鬼殺隊】に入った人間は
なんとか【柱】になろうと、サラリーマンのように日々奮闘するわけです。

ここまでは人間側のヒエラルキーですが
敵である鬼側にもヒエラルキーが存在します。

まず鬼側のボスが【鬼舞辻無惨】というキャラクター、鬼を作り出す唯一のキャラクターで、悪の親玉です。
その無惨を筆頭に、鬼側にも取締役会ならぬ、【十二鬼月】という、十二体の鬼から
なる組織があり、【十二鬼月】の中でも、位が高い上弦とその下の下弦に分かれます。

こういった形で、架空の階級を設定することは、少年マンガでもよくあることで。
逆襲のカタルシスが鬼滅の刃でも描かれています。

例えば、人間側の平社員である主人公が、鬼側の取締役である【十二鬼月】上弦の鬼と戦って果たして勝てるのか。
最初は圧倒的な力の差を見せつけられるのですが、やられたらやり返す、倍・・

主人公も徐々に成長していき、最終的には・・・みたいな、読者がワクワクする展開に持っていかれます。

鬼滅の刃面白いポイント④

~序盤だけ見て判断してはいけない、突き抜ける展開の速さ~

これもよくネットニュースで流れたりしましたが。
いまだ社会現象を起こしている鬼滅の刃ですが
もうすでに完結しているマンガになります。

人気絶頂の中、完結するのは
マンガ業界では結構めずらしいと言えるのではないでしょうか。

そのため、読んでみると他のマンガより展開が早く感じ
次から次へと、ボスクラスの敵が出てきて
どんどん読み進めていけます。

特に10巻を超えたあたりからどんどん展開が早くなり
15巻を超えたあたりから、ずっとクライマックスが続く感じで
ラスボスに向かって一直線に進んでいきます。

ちなみに筆者は、現在発売されてる21巻まで2日くらいで、全部読めました。
あまり時間もないから、何十巻も出てる、大長編マンガは手が出しにくいという方は
ちょうどいい長さではないでしょうか。

鬼滅の刃面白いポイント➄

~アニメが映える~

鬼滅の刃の人気に火がついたきっかけが、アニメだと言われているのは
今や有名な話ですが。

何故アニメから火が付いたのかは,色々理由があると思いますが、マンガを読むと分かる気がします。
特にアニメに表現することで,より”映える”のは、鬼滅の刃で沢山出てくる”必殺技”です。

マンガでは、大ゴマ1コマで表現されている必殺技が
アニメだと、必殺技の細かな動きまで丁寧に表現されていて、非常に”映える”仕様になっています。

男性の方なら、昔戦隊ヒーローやスポーツ選手などの技を真似したくなったことがある方も多いと思いますが、その感覚が鬼滅の刃の必殺技にもあります。
もちろんアニメから観る人もいらっしゃると思いますが
マンガを読んでから、アニメを観るのも、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

まとめ

このコラムを読んで、鬼滅の刃の人気に乗っかっているのではないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、その通りです。

鬼滅の刃が社会現象になり、またマンガというコンテンツの影響力を改めて認識し
マンガに興味を持っていただける方が増えることによって、広告マンガを作ってみたいと思っていただける方が
増えればいいなと思っております。

マンガビズ編集部

この記事を書いたのは…

マンガビズ編集部