コラム

現代のマーケティングにマンガが効果的って本当?活用方法、成果を上げるポイントを解説

マンガの活用方法

マーケティングの手法は時代によって変化しますが、現在ではマンガを使ったマーケティングが注目され、それを事業の柱とする企業も登場しました。

コロナ感染者が増えた現在は、自宅でスマホやパソコンを見ながら過ごす方が増えており、これまで以上に多くの人にマーケティングが行き届く可能性があります。

成果を上げるためには何がポイントになるのかを押さえ、効果的なマーケティングを進めましょう。

マンガを使ったマーケティングとは?

WebサイトやSNSの広告欄にマンガが登場したり、YouTubeなどの動画サイトの広告でアニメが流れたりしたのを見たという経験はないでしょうか。

こういった戦略のことを、「マンガを使ったマーケティング」として総括しており、そのためのコンテンツを作り、企業に提供する専門の制作会社も登場しました。大手飲料メーカーが健康食品を手がけた際には、マンガを使ったマーケティングを取り入れたことにより、大きな効果を得ることができたという事例も存在します。このように、マンガを使って広告を出すプロモーション活動までの一貫を、マンガのマーケティングと捉えるのが一般的です。

マーケティングにマンガを使うことにより、わかりやすくサービスや企業の情報を伝えられるようになり、ユーザーから親しまれやすくなることがとくに大きなメリットになります。

マンガを使ったマーケティングには、具体的にどのような成果に期待でき、どんな媒体で活用すると効果があるのか、これから順番に詳しく見ていきましょう。

マンガを使ったマーケティングが効果的な理由

マンガという言葉から、堅苦しいイメージをもつ人はほとんどいないはずです。日本人にとって親しみが深いコンテンツなので、伝わりやすさにも期待ができます。

効果的であると断言できる理由を5つの項目にわけてご紹介し、競合他社の広告との差別化を図る上で、マンガが重要なコンテンツになることを解説します。

好意的な第一印象を持たれやすい

Webサイトに人を誘導するためには大変な苦労を伴いますが、多くの訪問者が、コンテンツの内容を最後まで読まずにサイトから離脱するといわれています。

インターネット広告においても、工夫がなければユーザーに訴求することは困難ですが、マンガを利用することにより、好意的な第一印象をもたれやすくなります。

文字だけの広告と比較してインパクトが大きく、一見しただけでは広告に見えないようなコンテンツに仕上げることもできるため、注目される可能性が高くなるのです。

短時間で全体を網羅できる

専門性という面では文字を中心とした広告には及びませんが、サービスの概要を伝える上で、マンガは優れています。

絵を使った動きも加えながらサービスや商品の説明ができることは、マンガならではの特徴であり、全体を網羅し、短時間で読み切れる内容に仕上げることが可能です。

難易度の高いサービス解説もスムーズに伝わる

サービスの内容を文章で説明することは難しく、とくにその中身が複雑な場合には解説に苦労しますが、マンガを使えばスムーズです。

やわらかい言葉に変えたり、図解を使ったりしてもまったく違和感が出ないので、文字だけでは伝わり切らない情報を顧客に届けることができます。

幅広いユーザーから共感を得られる

マンガは年齢や性別に関係なく親しまれる傾向にあり、多くの日本人にとって、幼い頃から馴染みのあるコンテンツです。

たまたま目に入って読んだだけの人にも、短時間で内容を理解してもらいやすく、登場するキャラクターへの感情移入を通じて、共感を得やすいという長所があります。

B to B/B to Cどちらにも訴求できる

企業対企業、企業対人のどちらに対しても訴求できるのが、マンガを使ったマーケティングの魅力でもあります。

ビジネスを意識しがちなBtoBだとしても、コンテンツを見るのは会社そのものではなく人間ですから、感性に訴えかけられるマンガには、高い効果を期待できます。

漫画がどうしてビジネスで活用されているかは、下記のページで研究結果やアンケートを元に紹介しています。
⇒マンガがビジネスで使われる理由

マンガを活用できるマーケティング手段

マンガは、Webのみならず、さまざまな媒体で利用できるマーケティング手段です。どんな業種だとしてもマンガを活用できる可能性があります。代表的な媒体をご紹介します

Web広告・SNS広告

パソコン向け・スマホ向けを問わず、Web広告やSNS広告において、小さなスペースでもインパクトを与えられるマンガは、有効なマーケティング手段になります。

広告から流入した先のランディングページ(LP)にもマンガの活用はできるので、LPへのマンガ導入に合わせて、広告でもマンガを使用することもオススメです。

漫画制作
マンガLP制作

チラシ・パンフレット

そもそもマンガの成り立ちは「本」なので、紙の媒体との相性はよく、チラシやパンフレットで活用しても効果的です。

殺風景なチラシは読まずに捨てられてしまう可能性もありますが、マンガが描かれていれば興味をもたれやすいので、効果が強まる可能性が高くなります。

マンガチラシ・パンフレット制作

企業ホームページ

コンテンツマーケティングに注力している企業の場合は、オウンドメディアにおいてマンガを活用し、リリースすることも可能です。

プレスリリースなどのビジネスとして重要なページには向きませんが、堅苦しさを感じさせることが多い企業のホームページで使用することにより、やわらかい印象を与えられます。

求人媒体

Webにおける求人媒体でマンガを利用することにより、企業への親しみやすさを覚えてもらいやすくなり、応募率を高められる可能性があります。冊子においては、その効果に加えて、ほかの求人広告との差別化を図ることができますし、単純に目立ちやすく、注目度が格段に上がります。

マンガ冊子制作

マンガをマーケティングに活用する際の注意点

マンガをマーケティングに活用するにあたっては、いくつかの点に注意を払った上で制作を進めなければなりません。逆効果にならないように、以下の点にはとくに気を付けましょう。

そもそもマンガが適している内容か確認する

マーケティング学科をもつ兵庫県の「流通科学大学」では、マンガを使って新入生を募集するなど、近年は多種多様な業界でマーケティングにマンガが使われています。

その事例からもわかるように、どんなジャンルの企業でもマンガを活用できる可能性がありますが、企業やサービスの中身が、本当にマンガに適しているか、今一度確認しましょう。

例えば動きのあるサービスなら、漫画やイラストのような止まったコンテンツではなく、動画を使う方が分かりやすくなるでしょう。一方、そのサービスの生まれた経緯や、ストーリーを伝えるなら、漫画は最適な手法です。

制作前のターゲティングが成否を決める

アメリカの経済学者であるフィリップ・コトラー氏は、マーケティング理論の原則として「ターゲットを絞る」ことを提唱しています。

万人受けするマンガを作ることも大切ではありますが、誰に向けたサービスなのか、どんな人が見ると売り上げにつながりやすいのかを考えることはさらに重要です。

マンガ制作依頼時は自社の意向を細かく伝える

前述した経済学者のコトラー氏は、「価値のある情報を伝えることこそが企業の未来を決める」とも話しています。主題とすべきなのはあくまでも広告ですから、マンガありきになるのではなく、自社が何を宣伝したいのかを事前に整理して、ゴールを決めておきましょう。

そのためには、企業が求める広告や記事をマンガ家が正しく認識できなくてはなりませんから、制作会社に丸投げせず、自社の意向を細かく伝えることが重要です。

かといって条件を付けすぎてしまうと、マンガそのものの面白みが薄れてしまう可能性が高くなるので、ターゲティングと同様に、要点を整理することも心がけましょう。

内容をつめ込みすぎない

わかりやすく、見やすく、かみ砕いて説明できることがマンガのメリットですが、裏を返せば、マンガで伝えられる内容には限界があります。サービスの内容をすべてマンガで伝えようと考えてしまうと、だらだらとした内容に仕上がったり、文字が多くて見づらい内容になったりして、マンガのよさが消えてしまいます。

広告の導入部分などにおいてマンガは大きな効果を発揮しますが、それだけに頼らず、事業の細かい内容などは、文字も交えながら紹介することが大切です。

常にユーザー目線のコンテンツ作りを心がける

マーケティングにおけるマンガの重要性について知ると、マンガ作りにばかり気を取られてしまうことがありますが、それでは本末転倒です。マンガを見たユーザーがしっかりと流入し、効果が上がらなければ、そもそもマーケティング活動をする意味がありません。

マンガ作りは目的ではなく手段ですので、常にユーザー目線のコンテンツ作りを心がけ、伝わりやすく、刺さりやすいマーケティングを行いましょう。

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まとめ

マーケティングの一環として、日本人が慣れ親しんでいるマンガを活用することにより、企業や商品への注目度が高まり、大きな効果を生み出すことができます。

しかし、単純に面白いマンガを作ればいいというものではなく、企業の意図を反映させ、ユーザーを流入させられるマーケティング活動を実践することが重要です。 専門の制作会社では、ゴールから逆算した魅力的なマンガの制作を担っているので、問い合わせや見積もりから活用の検討をはじめてみてはいかがでしょうか。

マンガビズ編集部

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マンガビズ編集部