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漫画制作はどうやって依頼する?完成まで流れ・費用を詳しく解説

漫画制作はどうやって依頼する?完成まで流れ・費用を詳しく解説

企業広告として漫画を使うことは珍しいことではありません。広告としての効果が非常に大きいので「漫画を使って広告を作りたい」と考えている企業も多いことでしょう。

では、実際に漫画制作を依頼するにはどのような手順を踏めばいいのかご存じでしょうか。漫画制作は、デザインや文章による広告とは違うポイントがあります。

この記事では、漫画制作依頼について流れや費用について詳しく解説していきます。

漫画制作はどうやって依頼する?

漫画制作を依頼するには大きく分けて2種類の方法があります。

・専門の制作会社に依頼

・SNSやサイト経由で個人に依頼

それぞれの特徴、メリットとデメリットを解説します。

専門の制作会社に依頼する

専門の制作会社はその名のとおり、その道のプロです。したがって制作スケジュール管理や打ち合わせの仕方がしっかりしているところが多いのが特徴です。

たくさんの案件をこなしているので、制作工程やトラブル発生時のノウハウが確立しています。打ち合わせ後の認識のズレも起きにくいので、自分が思ったとおりの出来上がりが期待できます。

ただし、制作費は個人のアマチュアに依頼するときと比べると、割高になる傾向があります。

SNSやサイト経由で個人に依頼する

現在では、SNSやサイト上で漫画制作を受け付けている個人漫画家もたくさん存在します。そういったネット経由で個人に依頼することももちろん可能です。

専門の制作会社よりも割安で請け負ってくれる可能性も高いでしょう。しかし、ポートフォリオなどがない場合は、その人のスキルが未知数であることがデメリットとなります。

認識のズレも起きやすいので、出来上がりが自分の考えていたものと違う可能性があります。

クラウドソーシングでは個人事業として漫画制作を請け負っているクリエイターがいるので、そちらに依頼する方が多少安心かもしれません。

フリーランス・個人の漫画家に依頼する場合と、漫画制作会社に依頼する場合のメリットデメリットについては下記記事が詳しいので、合わせてご覧ください。
広告マンガの制作を依頼するとき、検討すべき4つの方法

漫画制作を依頼して完成するまでの流れ

実際に漫画制作を依頼して納品されるまでの流れを頭に入れておくと、依頼する際に手間取らず、スムーズに事を進められます。

①依頼内容のリクエスト

まずは依頼内容をリクエストします。依頼者によって「企画や制作意図、完成予想図などがしっかりイメージ出来ている場合」と「漠然としたイメージだけで細かいことはわからない場合」とがあるかと思います。

各社によって差がありますが、マンガビズであれば専門知識がなくても依頼できる「丸投げ」が可能なのでオススメです。

【マンガビズ】https://manga-biz.com/

②ヒアリング・見積り

依頼したら、次は打ち合わせです。基本的は訪問による直接ヒアリングとなりますが、遠方などで直接会うことが難しい場合はSkypeなどを使ってオンラインによるヒアリングを行います。

自分の考えを相手に伝えるとどんな漫画にするのか、どのような形で使うのかなどを提案してもらえます。同時に見積もりも可能です。

③契約

見積もり内容を確認し、合意すれば契約となります。

④ストーリー制作・漫画家決定

打ち合わせの内容を元にストーリー制作が開始されます。また、漫画家を候補の中から選びスケジュールを組みます。

⑤キャラクターデザイン・ネームの提出

漫画家が確定し、ストーリーが固まったらキャラクターデザインとネームが提出されます。ネームとは、漫画の下書きとなるもので、大まかな作りをラフに描いたものです。

コマ割りや作画イメージ、全体の流れといった漫画構成はここで決定されます。

⑥修正依頼

ネームの段階で何か不満や要望があれば修正を依頼します。ペン入れに入ると修正が難しくなるので、思い残すことがないように自分の意見をすべてここで伝えておきましょう。

⑦ペン入れ・着彩・納品

キャラクターデザインとネームが確定したらいよいよ仕上げ作業です。漫画の仕上げはペン入れ・着彩・トーン貼りという作業になります。

この段階にくると、ストーリー変更などの大きな修正は不可能になります。もし、どうしても変更したい場合は、別途料金を請求される可能性が高いので注意しましょう。

完成した漫画はデータでの納品となります。形式は「JPEG」か「PSD」のどちらかになることが多いでしょう。依頼から納品までの期間はおよそ1ヶ月です。

漫画制作会社に依頼した場合の相場は?

専門の漫画制作会社に依頼した場合、「どのくらい費用が必要なのか」ということはとても気になるポイントです。結論から言うと制作費用は、その制作会社、漫画家、クオリティなどによってかなり変動します。したがって「〇〇〇〇円です」とはっきり言えないケースが多いのです。

一般的な漫画制作費用の相場は次のとおりです。

  • カラー1ページ単価 40,000~50,000円
  • モノクロ1ページ単価 35,000~50,000円
  • 企画進行費 ページ数による
    ※ページ単価に含まれる場合あり
    ※シナリオ提供でディスカウントの可能性あり

漫画制作費は、ページ数や色、漫画家やクオリティ、はたまた納期までの日数などのさまざまな要因で価格を決定していきます。自分が依頼する漫画の制作費用が知りたい場合は一度見積もりを取ってもらうとよいでしょう。

漫画制作を依頼するときに注意したいポイント

漫画制作には、通常の広告制作とは違う注意すべきポイントがあります。これを頭に入れておかないと後でトラブルを招きかねないので、しっかりチェックしておきましょう。

ペン入れ・着彩作業に入ると大幅な修正ができない

先述したフローの⑦段階まで作業が進むと、大幅な修正が不可能になります。大幅な修正というのは「キャラクターの変更」や「ストーリー構成の変更」といったものです。

ペン入れまで済んだ状態での変更は、実質描き直しになります。セリフの吹き出しひとつを変更するにしても、全体のバランスを考えなければならないので、大変な作業となるからです。

また、ストーリーが「A→B→C」だったものを「A→C→B」や「A→B’→C」に変更するというのもNGです。前工程に戻らなければならない修正には追加料金が発生します。

漫画制作会社マンガビズでは、ネーム・着彩時に各2回まで修正を受け付けています。

著作権に抵触しないように注意して利用する

納品された漫画には著作権があります。どのような使い方をするかによって著作権に抵触する可能性があるので注意しましょう。

たとえば、勝手にキャラクターを改変したり二次配布したりするとアウトです。もしも二次利用したい場合は、制作会社に「このような使い方は大丈夫ですか?」と問い合わせてみましょう。

漫画をソフトやアプリで自作できる?

現在では、漫画制作用のソフトやアプリなどがたくさん販売されています。それらを使って自分自身で漫画を作ることは可能です。

しかし、漫画制作ソフトは専門性が高く、また工数が多いので初心者には難しいかもしれません。時間もかかるのでかなりの労力を使うことになります。

費用は掛かりますが、クオリティの高い漫画を必要としているのであれば、きちんとしたノウハウや技術を持っている専門の制作会社に依頼することをおすすめします。

まとめ

企業広告用の漫画などを制作するには「専門の制作会社」か「漫画制作を請け負っている個人」に依頼する方法があります。制作会社に依頼すると費用はかかりますが安心して頼むことができるでしょう。

費用は、その依頼する漫画のケースによって様々です。自分の予算に合ったものを選択しましょう。

漫画制作ではネームの段階までに修正依頼することが大切です。後工程になると修正不可、または別料金となってしまう可能性が高いので注意しましょう。

漫画制作ソフトで自作することも可能ですが、ノウハウを持ったプロに企画相談することで、広告効果の高いものを提案してもらえます。漫画広告を作りたいと考えているのであれば専門の会社に依頼することをおすすめします。

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