“魅せる”広告にはマンガの活用を!効果を最大にするための依頼方法
生活の中で広告を目にする機会は数多く、街中や電車内などの掲示物、テレビコマーシャルやポスティング、Webメディアでのバナーなど、その場所も種類も多岐にわたります。
たくさんの競合の中から自社の広告を目立たせることは至難の業であり、通常であれば熟練したノウハウが必要なのですが、そんな中、訴求効果が高いとして現在注目を集めているのが「マンガ」を使った広告です。
マンガの利用は「目にとまりやすい」「わかりやすい」「欲しくなりやすい」といった効果が期待され、実際に成功している例も多数存在します。
今回の記事では、そんなマンガを使った広告について、メリットやどのように作成するのか、その費用・期間など、活用をお考えの企業様に向けて気になるポイントを詳しく解説します。
広告にマンガの活用をおすすめする理由
広告にマンガを活用することで、今までの文章メインの広告では難しかった課題を容易にクリアできるようになります。
マンガは日本人が昔から慣れ親しんできたメディアであるため、多くの人にリーチしやすい、イラストが伴うことによって内容が理解されやすいといったメリットがあります。
広告を読んでもらいやすくなる
ユーザーは毎日のように大量の広告を目にするため、意外性のない普遍的な広告では見向きもされません。仮にWebサイトなどでアクセスされたとしても、「見づらい」と思われてしまうと、内容を見ないままに離脱されてしまうことも日常茶飯事です。
ここにマンガというビジュアルに強い要素があると、他の広告との違いを感じさせられ、ユーザーがいったん目をとめる要因になります。
広告にとっての最大の関門はまず読んでもらうことです。文章だけの味気ない広告よりも、マンガのある広告であれば注目されやすく、その後の興味を掘り起こせます。
内容を理解しやすくなる
マンガはイラストとセリフで構成されるため、文章と図解での説明を同時に無理なくユーザーに届けられます。
文章のみでの説明ではピンときづらい難解な内容のものでも格段に理解しやすくなるため、今までその商材やサービスに興味がなかったユーザーにも「これがどのようなものなのか」を伝えられ、潜在需要の掘り起こしにつなげられます。
ユーザーの欲求を生みやすくなる
登場人物を想定するユーザーと近しい設定にすることで、ターゲットとなる人物に広告物の有用性・必要性を具体的にイメージさせることができ、購入・契約の欲求を生み出せます。
ストーリーや登場人物の背景などをリアリティのあるものにするほど自分と重ね合わせやすく、効果が増大します。
マンガ広告をつくるなら制作会社への依頼がおすすめ
マンガ広告をつくる方法には、「マンガ家に直接依頼する」「クラウドソーシングを利用する」などといった方法がありますが、最もスムーズかつ確実であるのが「制作会社への依頼」です。
直接依頼やクラウドソーシングでは、イメージのすり合わせやスケジュール管理、報酬管理など、マンガ家とのさまざまな折衝を自身で行う必要があります。
独自の文化を待つマンガ業界に慣れない担当が対応することは伝達に齟齬が生まれる要因になり、「完成品とイメージが違う」「相手都合で納期が遅れる・頓挫する」「連絡が取れなくなる」などのトラブルに見舞われる可能性が高くなります。
対して制作会社を使うと調整業務をすべて代行してもらえる上、広告制作のノウハウを活かした適切なアドバイスをもらうこともでき、慣れないマンガ広告の作成に手厚いサポートが期待できます。
以下では、制作会社を通したときの完成までの流れとその費用を紹介します。
マンガ広告の制作フロー
まず、マンガ広告の制作は以下の流れで進行していきます。
- ヒアリング・ご提案・お見積り
- ご契約・お打ち合わせ
- ストーリー制作・マンガ家決定
- ネーム・キャラクターデザイン制作
- ペン入れ・着彩・ご納品
作成するマンガのページ数やカラーなのかモノクロなのかなどで前後しますが、依頼から完成品の納品までの期間は約1ヶ月です。
また、どの属性のユーザーを対象としているかのターゲティングや、広告物の特徴・魅力はなんなのか、どのようなストーリーが好ましいのかなどの入念な打ち合わせは、制作会社を利用する場合でも重要です。
マンガ広告の依頼にかかる費用相場
マンガ広告の作成にかかる費用は、「マンガ制作費」と「企画進行費(ディレクション費)」の2つの合算で算出されます。
マンガ制作費は、「1ページあたり」の金額で設定されていることが多く、そのマンガがカラーであるかモノクロであるかで単価が変わります。
- カラー1ページ単価 40,000~50,000円
- モノクロ1ページ単価 35,000~50,000円
- 企画進行費 ページ数による
※ページ単価に含まれる場合あり ※シナリオ提供でディスカウントの可能性あり
同じ内容でもカラーからモノクロかで1ページあたり1万円程度の金額差が生まれます。また、マンガ家の知名度によっても上下します。
ストーリーの作成やマンガ家のスケジュール調整、納期管理などにかかる費用が企画進行費です。この費用には明確な基準が設けられていることは少なく、依頼する制作会社や、単発であるか継続であるかなどプロジェクトの想定によっても変化します。
当社「マンガビズ」では企画進行費は原則として別建てで、5ページ以内は5万円、10ページ以内は10万円が目安です。なお、企画内容によって変動することもあります。
下記記事でマンガ制作の費用について詳しく紹介していますので、合わせてご覧ください。
⇒気になる広告漫画の料金(1)制作にどのくらいの金額がかかるのか?
マンガ広告の効果を最大化するためのポイント
ここまでマンガ広告の有効性をお伝えしてきましたが、その訴求効果を最大化させるためにはいくつかのポイントがあります。
ただマンガを配置すればいいというわけではなく、マンガ自体のクオリティや広告物との関連性の高さが必要です。
広告マンガに特化した制作会社を選ぶ
広告の制作会社はいくつもありますが、その中でもマンガ広告の作成に長けている、実績の多い会社を選びましょう。
マンガ広告の作成は、一般的な広告の作成とは違い、マンガ編集とマーケティングの両方の能力が要求されるため、特化した制作会社への依頼が安心です。
ターゲティング・訴求ポイントを絞り込む
広告物はどのような人に向けた、どんな特徴を持つ商品・サービスなのかを端的かつ明確に打ち出しておくことで、マンガのストーリー・シナリオの質が大きく変わります。
ユーザーが登場人物に感情移入することが重要なマンガ広告で、ターゲティングや訴求ポイントが曖昧であると効果が半減してしまいます。
これはコンテンツマーケティングの知識がある社員が事前に構成しておくと、依頼の際にスムーズに進行できます。
制作会社にアピールポイントを余すことなく伝える
制作会社との打ち合わせは、制作段階で最も重要といえるステップです。ここで余すことなく商材・サービスのアピールポイントを伝えておきましょう。
不十分な準備のまま、詳細を詰めずに打ち合わせをしてしまうと、確実に双方で認識のズレが起こります。そのままマンガの作成段階に入ってしまえば、完成品がイメージと異なる仕上がりになってしまうことは明白です。
修正となると、追加の費用や納期の遅れに直結してしまいますので、注意しましょう。
まとめ
他より抜きん出た、目立つ広告をつくるには「マンガ」の利用が効果的です。
ビジュアルが強く、日本人が慣れ親しんだマンガを挿入することで、その広告は目にとまりやすく、わかりやすく、欲求を生みやすいものになります。
しかし、マンガ広告の効果を最大限に発揮するには、広告物が「どんな人をターゲットにした、どのような特徴のある商材・サービスなのか」を明確かつ詳細に設定しておく必要があり、これをマンガの作成側と誤解なく共有しなくてはなりません。
マンガの作成には、マンガ広告に特化した制作会社への依頼が最もおすすめです。マンガ家のマネジメントや納期の管理など、一般企業にはノウハウのない業務を代行してもらえるとともに、専門的知見から適切なアドバイスをもらえ、スムーズな進行が期待できます。
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