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Web広告費っていくらかかるの?費用を抑える方法、費用対効果の高い施策も解説

Web広告費っていくらかかるの?費用を抑える方法、費用対効果の高い施策も解説

インターネットやスマートフォンの普及によって、Web広告がもつ宣伝効果は、急激に上昇しています。現在は広告のタイプも増え、どんな広告にいくらかかるのかを把握しきれなくなったという方も多いのではないでしょうか。

この記事ではWeb広告費を9つのパターンにわけてご紹介し、費用相場を解説します。さらに、費用対効果を高めるための施策、そして広告費用そのものを抑えるための方法とあわせて、詳しくご説明します。

Web広告費の決まり方9パターン

Web広告費は、出稿する広告の種類によって、料金が変わります。決まり方としては主に9つのパターンがあるので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。Webマーケティングを行うにあたり、知っておくべき基本的なポイントになります。

インプレッション課金

「インプレッション課金」は、出稿した広告が表示された回数に応じて料金が決まるタイプです。そのユーザーが広告をクリックしたかどうかについては、まったく考慮されません。たとえクリック数が0だとしても、表示回数に応じた費用が請求されます。

課金されるタイミングとしては、ある一定の表示回数を経るごとに支払いが行われるというのが一般的なパターンになります。とくに多いのは、広告が1,000回表示されるごとに課金されていくというケースです。

インプレッション課金で多いのは、バナー広告です。クリックの有無に関わらず費用が発生するので、サイトへの誘導目的の広告というよりは、企業名やサービス名を周知したいという場合に相性がいい方法といえます。

クリック課金

「クリック課金」は、表示された広告をユーザーがクリックするごとに料金が発生する課金方法です。インプレッション課金とは違い、広告が表示されるだけではお金がかからないので、予算を抑えることもできます。

とくにECサイトなど、サイトへのアクセスが売上に直結するようなサービスを提供する場合に効果的な販売促進です。クリック単価は変動し、Googleでは、独自のスコアリングシステムを用いて料金を変えています。

エンゲージメント課金

「エンゲージメント課金」は、シェア(リツイート)、フォロー、クリックといったユーザーのアクションが起きるたびに課金されるタイプです。たとえばTwitterの場合、フォロワーが1人増えるたびに広告費用を支払うことになります。

エンゲージメント課金は、SNSの発達によって誕生しました。企業アカウントの価値を向上させたい場合や、強い拡散力で多くの人の目に配信したいという場合には、非常の有効な広告戦略といえるでしょう。

配信課金

「配信課金」は、別の企業のアカウントが作成するLINEやメールマガジンに広告の掲載を依頼し、1通配信されるごとに課金されるというシステムです。配信数が多い媒体に依頼をすれば、一気に数十万人という人に向けて広告を配信することもできます。

配信元との親和性が高ければ高いほど顧客からの興味をもたれやすく、売上につなげやすくなります。たとえば健康食品を販売する会社であれば、スポーツジムや美容関連の商品を取り扱うお店が抱える顧客に向けて宣伝すると効果的です。

成果報酬

「成果報酬」は、広告を見たユーザーがリンクをクリックするだけではなく、実際に商品を購入したり、サービスに申し込んだりした場合に報酬が発生するシステムです。「アフィリエイト」という言葉に置き換えると、ピンとくる方が多いかもしれません。

費用対効果の高い宣伝方法ですが、そのほかの方法と比較すると、報酬の金額が高額になります。SNSでインフルエンサーと呼ばれる人物に依頼したり、優秀なブロガーに依頼したりすることにより、流行を巻き起こせる可能性を秘めた広告戦略です。

掲載保証型

「掲載保証型」は、別の企業のホームページなどに、自社の広告やリンクの掲載を確約してもらう代わりに、広告費を支払う方法です。料金は初回掲載時に初期費用を支払うことになり、その後の契約期間に応じて追加料金を支払います。

掲載保証型の広告が活発に運用されているのは、求人サイトや口コミサイトです。飲食店の広告として利用したり、優秀な人材を確保したいときに自社をアピールしたりするといった目的をもつ場合にとくに有効です。

期間保証型

「期間保証型」は、一定の期間にわたり、広告の掲載が保証される方法です。1週間なら1週間、1ヶ月なら1ヶ月の間は必ず広告が掲載されますが、クリック課金などは行われません。広告宣伝費を管理しやすく、予算内でおさめたい場合に利用することがオススメです。

特定の期間内で広告の表示が保証されることはメリットですが、表示数については保証されません。仮にまったく人気のないページに広告が表示された場合、ユーザーの目に触れる機会が極端に少ないにも関わらず、約束通りの料金を支払う必要があります。

インプレッション保証型

「インプレッション保証型」は、広告の表示回数を事前に取り決めて、その回数を達成するまで広告の掲載が続くという宣伝方法です。1,000回なら1,000回、10,000回なら10,000回、インプレッション数が規定の数値に達するまで、必ず広告の掲載を続けてくれます。

この方法は、とりわけ大手のポータルサイトが採用することが多いのが特徴です。前述したインプレッション課金型と同じように、企業やサービスの知名度を高めることを目的とした場合に、効果的な宣伝方法になります。

PV保証型

「PV保証型」は、インプレッション保証型をさらに深くさせた宣伝方法で、ページビューの数を事前に取り決めて、その数値をクリアすることが保証されます。宣伝期間を設定することが多いため、宣伝力が強い大手ポータルサイトで頻繁に使われる手法です。

PV保証型で注意すべきなのは、広告ページをクライアント側で作成するように求められる場合が多いことです。広告費とは別に予算を組んで、広告ページを作成することからはじめることになります。

  • 純広告:数十万円~数千万円(1週間あたり)
  • リスティング広告:10円~数千円(1クリックあたり)
  • アフィリエイト広告:100円から数万円(1成果あたり)
  • SNS広告:1円~数百円(1行動あたり)
  • 動画広告:10円~数百円(1再生あたり)
  • 記事広告:100万円前後(2万PVあたり)
  • アドネットワーク広告:10円~数百円(1クリックあたり)
  • DSP(Googleの場合):10円~数百円(1,000表示あたり)
  • メール広告:5円~数十円(1通あたり)

Web広告費を抑えるための方法とは?

そもそも広告は、商品やサービスの魅力をアピールするために行うものであり、広告費を単純に削減してしまっては、本末転倒ともいえる結果を招いてしまいます。削減ではなく、費用対効果をあげるための広告戦略を探ることが重要です。

ここからは、広告の価値を維持しながら、Web広告費を抑えるために活用できる手法について解説します。運用手数料はかかりますが、リスティング代行会社や制作会社などの代理店に運用代行を依頼することも視野に入れながら、節約できる範囲を節約しましょう。

ターゲティングを慎重に行う

闇雲に広告を表示させても、十分な成果を得ることはできません。広告戦略の第一歩は、どのような層にアプローチをかけるのか、「ペルソナ」を明確にすることです。この作業で基盤を固めなければ、有効な広告戦略を定めることはできません。

まずは企業やサービスがもつ価値や強みを見つめ直し、誰に向けて売り込みたいのかを決めましょう。広告の効果を最大限の状態に引き上げるためには、ターゲティングに時間をかけ、力を入れることが重要です。

適切なメディアを選定する

ターゲティングが定まったら、狙いをつけたターゲットが多いメディアを選定しましょう。仮に20代などの若者をペルソナにするのであれば、若年層が多いSNS広告が有効ですし、SNSの中でも女性を主なターゲットにする場合には、Instagramが効果的です。

また、自社の商品やサービスを紹介するにあたって、適したメディアかどうかを考えることも重要です。広告にもビジュアルを重視する場合は、前述したようなInstagramとの相性がいい一方で、文字だけを表示させるリスティングには不向きになります。

自社内でできることはやってみる

代理店にすべての運用代行を丸投げすると、広告制作費に巨額の費用がかかります。自社でできること、できないことを分類して、できることはまずやってみましょう。ターゲティングやメディア選定を自力で行うだけでも、節約することは可能です。

入稿するだけの状態にまで広告を仕上げておき、リスティング代行だけを依頼するといった方法を選べば、無駄を徹底して省くことができます。どうしても自社でできないことや、クオリティを高めたいことだけをプロに依頼するように意識しましょう。

PDCAサイクルを回す

仮に優れた広告ができあがったとしても、その状態のままで立ち止まってしまっては、他社に置いていかれてしまいます。PDCAサイクルを回し、世間の意識と訴求にズレを感じることがあれば、すぐに広告の内容やメディアを修正しましょう。

ひとつの媒体に絞るのではなく、複数の媒体で広告の運用を行った場合には、双方の成果を定期的に比較しましょう。効果が薄いと判断した広告は取り消したり、キーワードを変更したり、次回のメディア選定の際に外したりする臨機応変さをもつことも重要です。

広告コンテンツとして動画が注目されている!

従来までのWeb広告といえば、画像やテキストを中心とした内容のものが目立っていましたが、スマートフォンの普及に伴って、動画広告市場が急成長しました。ネットサーフィン中やSNSの閲覧中に動画広告を見た経験のある方も多いはずです。

動画広告は印象に残りやすく、拡散力も高いうえ、ユーザーが指を使って操作しなくても一気に情報を伝えることができます。視覚だけではなく聴覚にも訴えられる宣伝戦略であり、費用対効果が高い傾向にあることもポイントになっています。

マンガを使った動画広告もオススメ

動画広告の中でも、とくに目に留まりやすいのがマンガを使った広告です。実写の広告とは違い、キャッチーなシーンや言葉を冒頭に用意したとしても、違和感が生まれにくいことが特徴です。

「マンガやアニメは楽しいもの」という意識が多くの日本人の共通認識になっているため、ユーザーがしっかりと内容を見てくれる可能性も高まります。キャラクターと自分を重ね合わせることで、潜在需要も喚起しやすいこともメリットです。

実写やアニメと比べて制作費を抑えられるので、動画制作を専門の会社に依頼する場合も、コストが下がります。マンガ広告は、費用対効果が高い宣伝戦略のひとつとして、有力候補に入れるべき存在といえます。

まとめ

Web広告費は、宣伝の種類によって大幅に変わります。特定のサイトなどに表示させるだけで課金される方法から、売上が発生してはじめて課金される方法まで、さまざまなものが存在します。商品やサービスの内容に合った広告戦略を選びましょう。

費用を抑えるためには、コストを削減するのではなく、費用対効果を高めることを意識することが大切です。そのための戦略として注目されている存在が動画広告であり、とりわけマンガを使った広告は好意的な印象を与えやすく、有効な宣伝戦略になります。 ただし、自社で行う場合、なにも知らない状態では、うまく効果があげられないことも考えられます。費用対効果をあげたい場合は、専門の会社に依頼することも検討してみましょう。

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