マンガLPの構成を決める王道パターン2種類とは
マンガをBtoBで活用する際に、活用方法の選択肢で一番先に候補として挙がるのが「マンガLP」です。
マンガLPは従来のランディングページより一般的にCVRやスクロール到達率が高いと言われています。
そんなマンガLPを制作する際に、構成の王道パターンが2つあることをご存知でしょうか?
この記事では、パターンをご紹介しながらマンガLPの構成について分析してみます。
マンガLPの王道パターンとは?
早速、王道パターンについて見ていきます。
マンガLPは世の中に多く存在しますが、多くは下記の2つのパターンに分類できます。
パターンA:マンガ分散型
パターンA(図・左)は、マンガと文章コンテンツを交互に並べるパターンです。「マンガ分散型」と呼ばれるパターンです。
LPの基本構成として
- 問題提起・興味付け
- 課題の深堀り
- 解決方法の提示
- 裏付け
- クロージング
という流れが有名です。この構成は、ユーザーの心理的に読みやすく、共感を得やすい、つまりコンバージョンに至りやすいといわれています。
マンガ分散型の場合、上記のそれぞれのステップでマンガを活用することで、内容の興味付けを行い、理解を促進させる効果を狙っています。
更に、LPはあくまでも「成果=お問い合わせや資料請求、リンク誘導」を得るために活用するものなので、基本的には最後まで見てもらう必要があります。マンガを分散して配置することで、「このマンガは最終的にどうなるんだろう」という心理を活用して、LPのスクロール率も高める効果もあります。
スクロール率が高くなれば、自然と内容の訴求率は高まりますので、コンバージョンに結びつきやすくなる、という考え方です。
パターンB:マンガ集中型
パターンB(図・右)は、マンガを一気に読ませた上で、文章コンテンツを後ろに配置するパターンです。「マンガ集中型」と呼ばれるものです。
LPでいちばん重要なのは、ファーストビューで離脱されないこと、と言い切っても過言ではないと思います。
せっかく広告で興味を持ってもらい、クリックしてLPに遷移したのに、ファーストビューが魅力的ではないためすぐに離脱してしまう…
これは広告費をムダにしている、もったいないケースといえます。
「ユーザーは3秒でコンテンツが自分に関係があるかどうかを判断する」と言われています。
つまり、3秒以内でLPが読まれるのか読まれないのかが判断されてしまうということ。
マンガを集中的に掲載することで、「ついつい読んでしまう」「続きが気になる」というユーザー心理を利用して、3秒以上の滞在を可能にするのがマンガ集中型です。
また、問題提起から共感までをマンガで取り上げることで、「私もそうだわ」「同じこと思っていた」など、ユーザーをLPの内容に強く興味付けすることができます。
いかに魅力的な商材やサービスでも、興味をもってもらう、つまり具体的なイメージを持ってもらえないことにはコンバージョンに結びつけるのは至難のワザです。
マンガ集中型は、自社サービスを紹介するためのアイスブレイクのような効果を持っていると言えるでしょう。
どういうケースでどちらのパターンを使えばいいのか?
ここまで、マンガLPの王道パターンをご紹介しました。
「自分たちはどっちのケースにするのがいいのか?」とお悩みの方のために、オススメの利用ケースについて考えてみます。
パターンAの特徴は、そこまで興味がないユーザーでもマンガを読むだけで、課題発見から解決策まで一通りを知れること。
つまり、潜在に近い段階のユーザーの掘り起こしに活用するのが効果的です。
パターンBの特徴は、興味付けから共感までを一気に行い、漫画を読むだけで商品やサービスを欲しいと思わせること。
つまり、顕在ユーザーの刈り取りに活用するのが向いていると言えます。
もちろん、サービス内容や訴求内容、ターゲットユーザーの属性によって構成は変動するので一概には言えませんが、
参考には出来るのではないでしょうか。
マンガLPの構成に迷ったらプロにお任せ
マンガを使えばLPの改善ができる!とお問い合わせをいただくことも多いのですが、マンガは魔法のツールではありません。
広告の導線を意識し、ターゲットユーザーのニーズにあわせたマンガの制作と、LPの企画をしっかり行う必要があります。
マンガLPの制作をお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。企画の作成は無料で行っております。
ご連絡お待ちしております。
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